ミッキーのレーシングチャレンジUSA

なんとなく記事をリメイク。
日本では2000年に任天堂から発売されたディズニーキャラを駆るレーシングゲーム

開発はレアで、ゲームエンジンも同社のレーシングゲームであるディディーコングレーシングのものを使用している。北米版のタイトルは「Mickey's Speedway USA」。

ウィズル(後述)にさらわれたプルートを救うためミッキーたちがカートに乗り彼らを追いかけるというストーリー。その割には4レース終わる毎に表彰式が催されているが。また、必死で追いかける割にはウィズルたちとの直接対決などは存在しない。追いついて懲らしめて終了。ディディーコングレーシングのような鬼畜ボス戦はない。

プレイアブルキャラクターは隠しを含め10で、性能別に分けると
最軽量
デューイ、ルーイ、ヒューイ
軽量級
ミニー、デイジー
中量級
ミッキー、ドナルド
重量級
グーフィ、ピート
最重量
ルドウィグ

となっている。ドナルド一族の数がやたら多い。

■対人戦モードのBGM消滅
マリオカート64にもあった悲しい仕様。自前でBGMを用意せざるをえない。

■トレーニングモード
1人プレイのみ、専用のコースでコーナリングなどを練習することができる。ある意味謎のモード。隠しコースのニューオリンズを解禁するための隠し要素がある。

◆ウィズル
ディズニー作品にごくたまに悪役として出演するらしいイタチのギャングたち。ゲーム内での呼称は「ウィズル」なのだが、「ディズニー ウィズル」と検索しても全くかすらない。日本語で「ディズニー ウイズル」と検索をかけてもヒットするのが幼児向け知育ゲームのタイトルぐらいという空気ぶり。「Disney weasels」で検索すれば英語版ディズニーまとめサイトにひっかかる。
サイトURL(http://ここを消してdisney.wikia.com/wiki/Weasels)

◆日本未発売のゲームボーイカラー
北米のみだが、1999年にゲームボーイカラーレア社から「Mickey's Racing Adventure」というレーシングゲームが発売されており、本作はそれの続編と言えなくもない。更に、2001年にゲームボーイカラーで「Mickey's Speedway USA」が発売されていた。ゲームデザインを64からゲームボーイにスライドさせるレア特有のあまりにも無謀な試みの産物。
GBC1999版(https://ここを消してen.wikipedia.org/wiki/Mickey%27s_Racing_Adventure)
GBC2001版(https://ここを消してwww.mobygames.com/game/gameboy-color/mickeys-speedway-usa)

◆ロム内没データ
工場のようなコースに加え、ディディーコングレーシングのコースにあった「グリーンウッドむら」のコースが没データとして存在する模様。ドンキーコング64のひるよるウッドの入り口だけがバンジョーとカズーイの大冒険にあったのを思い起こさせる。世に出た順序は逆だが。
また、シンデレラ城(?)のでかいポリゴンがあることから、表彰をそこでやる案があったのかもしれない。その場合は、マリオカート64のキノコ城での表彰とイメージがかぶるが。
動画URL(https://ここを消してwww.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=xnBOzPy5LbY)